西尾市の自主防災会の皆さん!普通救命講習を受講しましょう。
自動車業界の連番休業が9月までで終了して、10月から通常休業に戻るため、西尾市内の自主防災会の訓練も活発になってくるようです。西尾市応急手当普及ボランティアの会にも、指導の依頼がたくさん来るようになりました。たくさんのお問い合わせありがとうございます。
多くの自主防災会が応急手当訓練(三角巾、担架搬送、心肺蘇生法)を実施されるのは応急手当指導員として、大変うれしく思います。しかしながら、講習時間や機材の割り当てが十分でない訓練カリキュラムも見受けられ、残念な思いをすることもあります。
西尾市の自主防災会が訓練でよくやる方法は、参加者をいくつかのグループに分け、いくつか用意した訓練メニューを順に交代しながら実施していくスタイルです。午前中2~3時間のうちに数種類の訓練項目をこなすとなると、1つあたり20分~40分となることが多いようです。心肺蘇生法はどんなに短縮しても、手順の説明とグループメンバー全員が実技をやるには、30~40分は欲しいです。
せっかく貴重な時間を使って訓練をするのですから、一部の参加者だけが実技訓練をして、ほかの方は見てるだけとならないよう、全員が少しずつでも体を動かして体験できるように、機材や時間の配分を考慮していただきたいと思います。特に心肺蘇生法は十分な時間をとって、しっかりとやって欲しいです。訓練用の人形を使って練習する機会はそんなにたくさんはないですから。
それでも、全体進行の都合で思うように訓練をできないことが多くあります。参加者も消化不良で、もっとやりたいという気持ちがありありな人もいます。逆に見てるだけの人は、つまらないから来年からは欠席しようという人も。
というわけで、心肺蘇生法は、短時間の自主防災会の訓練の中で、ちょっとかじるだけでは、身につきません。普通救命講習で3時間みっちり練習しましょう。10月23日に西尾消防署で開催されます。ぜひお申し込み下さい。詳細は「広報にしお9月16日号」をご確認下さい。
2011 年 9 月 16 日( 金 )5 時 00 分 |
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