会議
西尾市第7次総合計画策定に向けた協働まちづくりプランナー第1回会議が開催されました。今回は、ワールド・カフェの手法で話し合いが進められました。
いろいろな意見が出されたが、総じて長期的視点に欠ける、この先数年でやりたい事業アイデアが多かった。10年後の「ありたい姿」「あるべき姿」を考えているとは言いがたい。
また、自分の活動分野、自分の居住地域の話題について発言するだけで、ブレーンストーミングの発想は、あまり感じられなかった。全てのテーマに精通することは困難だから、各分野・各地域の知見を持ち寄ることは大切だが、それを整理して全体最適を考えるという発想はないようだ。地域選出議員が地元利益のために動いてるのと同じ構図。
話題の豊富さ、発言に対する反応、発言やアイデアをつなげよう発展させようという思いの有無などから、これまでの取り組み姿勢が垣間見えたり、今後も市民活動を連携していけそうか否かが、手に取るようにわかってしまうのがおもしろい。
ワールド・カフェの運営については、基本のお作法どおりで面白みは全くなかった。参加したプランナーのうち、ワールド・カフェを知っていたのは私だけというのに、「他花受粉」の効果を説明しなかったのは手落ち。ワールド・カフェが最も効果を発揮するはずの仕組みが生かされなかったのが残念だ。
各テーブルのホスト役も力不足。ファシリテータではないから、しきりまくる必要はないが、「他花受粉」のためには、話し合いを整理して紹介する必要があるのだが、テーブル上の大きなシートに書かれたキーワードすら説明できていない。
トーキング・オブジェクトを使ったのはよかった。一人ずつ順に話すというルールを見える化しているので、演説しまくりたいKYな参加者の発言を抑制する効果が発揮できた。おもちゃのカラオケマイクとか1分タイマーだったりすると、おもしろかったかもしれない。
2011 年 10 月 28 日( 金 )23 時 59 分 |
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カテゴリー:会議
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豊田市逢妻交流館で10月12日、防災イベントの打ち合わせがあり参加してきました。交流館スタッフより防災啓発を手伝って欲しいとのご指名の依頼があり、逢妻地域のこれまでの防災の取り組み状況やイベントの狙いなど、おおまかなところを聞いて、最終的には防災に関する講話をすることになりました。
やはりここでも、住民の当事者意識の高揚、訓練への参加率アップが課題のようで、一般論ではなく、自分事として捕らえられる内容にして欲しいという要望が出ました。そのためには、PDCAの最初の「現状把握」から始める必要があります。自分が住んでいる地域ではないので、下調べ作業に結構な時間をとられそうです。イベントは年明けに予定されているので、じっくり調べて臨みたいと思います。
2011 年 10 月 12 日( 水 )23 時 59 分 |
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カテゴリー:会議
タグ:,あいち防災リーダー会, 愛知県, 豊田市
西尾市法光寺町自主防災会の防災総括担当の方と、防災訓練の打ち合わせをしました。市役所防災課に相談したら紹介してくれたとのこと。ありがたいことです。少しは評価され当てにされているということでしょうか。
法光寺町自主防災会は毎年の防災訓練で、項目のひとつとして防災ビデオの視聴をしているそうですが、今年はビデオに替えて防災講話をしたいとのこと。講話は「自助・共助・公助の観点で、1時間くらいで…」という要望のみで、詳細な内容はお任せ。
法光寺町は「隣町」です。2009年に実施された訓練を視察させていただいたこともあり、これまでにどんな活動をしてきたかも大体わかっています。正直なところ、西野町小校区自主防災会連絡協議会に所属する13の自主防災会のうち、もっとも熱心でレベルの高いところのひとつです。温度差のある校区の中で、お手本として活動状況を他の自主防災会へ展開したいところです。
その法光寺町自主防災会が、今になって「自助・共助・公助」の話を取り上げるとは、ちょっと意外でした。すでに十分理解されていて、基礎知識は卒業済みと思っていました。ところが、打ち合わせで内情を教えていただいたところ、「町民すべてが100点満点ではない」とのことで、町民の中でも温度差があり、底上げをしていく必要があるとのことでした。
講話のテーマは「自助・共助・公助」としていますが、これまで自主防災会の活動をしっかりやってきた方々ですので、基礎的な区分の定義や具体的な事例を挙げるだけでは物足りないでしょうから、あまり言われない区分の考え方や、これまでの自主防災会の活動を「自助/共助」の切り口で捕らえなおしたときに、新たな視点が生まれることをお話して、活動の見直しを促すような内容にしたいと考えています。啓発する側にとっては、ハードルの高い講話になりそうです。
防災総括担当は3年任期でやるそうで、中長期的な展望として活動の進め方を見直していきたいとの思いがあり、今回の訓練でビデオを講話に替えるのもその一環とのことのようです。「初心者でわからないことだらけだから…」と謙遜さされていましたが、一生懸命町内のことを考えている彼の思いに答えていきたいなと思いました。
西尾市では、自主防災会役員の任期が1年というところが多く、中長期的な計画で活動をレベルアップしていこうという視点に欠けるところが多い中、役員任期を延ばしてじっくり取り組んでもらおうおというところが増えてきたのは、大変うれしい傾向です。残りの任期はあと2年半、それぞれの自主防で切磋琢磨しながら、校区の自主防災会連絡協議会では仲間として協力していきたいと思います。私の任期はあと何年なんだかよくわかりませんが…。
2011 年 10 月 1 日( 土 )23 時 59 分 |
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カテゴリー:会議
タグ:,愛知県, 自助・共助・公助, 西尾市, 西尾市法光寺町自主防災会, 西尾市西野町小校区自主防災会連絡協議会
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