3年前の誓い-石巻市民憲章
復興支援活動で訪れた石巻市鮎川浜。公民館が現地ボラセンになっており、毎日の活動の拠点として、着替え場所の提供をしていただくなどお世話になった。そのすぐとなりには石巻市役所牡鹿支所(旧牡鹿町役場)があり、市民向けの情報提供がどのようになっているか、トイレを借りるついでに覗いてみた。入り口ホールの壁に石巻市民憲章が掲げられていた。
————-石巻市民憲章————-
まもりたいものがある
それは 生命のいとなみ
豊かな自然
つたえたいものがある
それは 先人の知恵
郷土の誇り
たいせつにしたいものがある
それは 人の絆
感謝のこころ
わたしたちは 石巻で生きてゆく
共につくろう 輝く未来
平成20年4月1日制定
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今こそ石巻市民にこの憲章を思い出していただきたい。そう思わずにいられなかった。最後の2行は、厳しい現実に立ち向かい復興をとげるための市民の決意表明のように感じる。憲章は発災前に制定されたものであり、直接の関係はないが、そう思われて仕方がない。
くじけそうになったら、この憲章を思い出していただきたい。
2011 年 8 月 7 日( 日 )23 時 58 分 |
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