西尾市上羽角町自主防災会総合防災訓練-7(簡易担架)
西尾市上羽角町自主防災会は10月29日、上羽角町公民館とその隣の広場を会場として、総合防災訓練を実施しました。
7つ目めの訓練は、「簡易担架」です。次の記事で紹介する予定の、心肺蘇生法の準備をしている間、間が空いてしまうからということで、急遽、訓練項目として追加しました。何事も臨機応変に。
短時間なので、作り方の解説、代表数名による体験(担架の上げ下げと数メートルの移動)程度としました。
4人で担架の上げ下げをしましたが、タイミングが合わなくて苦労しています。ゆっくりそっとやる、メンバーと息を合わせてやるという意識をもって臨まないと、担架上の負傷者を落としてしまいかねません。
負傷者役になって担架の上に乗った方からは、「少しの揺れでもすごく怖い」との感想が。意識を失っていれば、そのような思いをしないのでしょうが、怪我をした意識のある人を搬送する場合などは、そのように感じることもあるでしょう。
ひごろから練習を繰り返して、町内の誰とでもチームワーク良く対応できるようにしたいですね。簡易担架の作り方や滑り落ちない理屈を知っているだけでは、意味がありません。実践が大事です。このような訓練は繰り返して体で覚えるしかありませんから、「過去にやったことがあるから…」とか「自分はできるから…」とか言わないで、機会があるごとに繰り返して練習していただきたいですね。
2011 年 10 月 29 日( 土 )23 時 07 分 |
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