西尾市下町自主防災会総合訓練、資料作成が佳境に
西尾市下町自主防災会総合訓練(9月11日実施予定)の資料作りがいよいよ大詰めです。29日の最終打ち合わせで内容確認し、必要に応じて修正をした後、関係者に配布します。毎年、少しずつ内容が異なるため、昨年の資料をコピーしておしまいと言うわけにいかず、せっせとパワポの図を作っています。
地震発生から一次避難、安否確認と報告、本部指示により全体訓練会場へ移動(=集団避難)という大きな流れで、できるだけ実践的な訓練になるよう内容を工夫しています。マンネリにならないように、また、本当に対応可能かの実現性確認のために、PDCAをまわしています。
昨年度は火災発生(1箇所、発生地点は公開せず)というオプションシナリオを追加し、消火班や近所の人たちがどのように動くか観察し、終了後に結果を公表・講評をするというブラインド型の訓練に初めて挑戦しました。今年度はさらに火災発生地点を増やして2箇所だったら…という想定にしています。もちろん、火災発生地点は事前公開していません。
ブラインド型でやるなら、発生地点の数も伏せておいたほうがさらに実践的になると思いますが、さすがにこれは敷居が高すぎるかと思い、発生地点の数だけ事前公開しました。
事前の消火班勉強会で、これらの情報を予告として伝えてあり、自分たちなりに考えると言うこともしており、その対応案がきちんと実現できるか検証する訓練となっています。もちろん、机上のアイデアと実働の結果にはギャップがあり、うまくいかない可能性もあります。
「成功させること」が目標ではなく、「可能性を探ること」が目標であり、うまくいかなければPDAをまわせばよい、来年度以降の活動に反映すればよいことを、しっかり認識してもらうように気をつけています。「自分たちで考え、自分たちで実践する」練習も兼ねています。本当は事前に対応方法案を検討するのではなく、その場で即断即決で対応するのが本当のブラインド型訓練ですが、さすがに要求が高すぎると思うし、町内の皆さんが混乱すると思います。いずれ、実力が上がったらやってみたいとは思いますが、今はガマンしています。
どんな結果になるかは、町内の皆さんの頑張り次第。不安と期待でドキドキしています。
2011 年 8 月 26 日( 金 )23 時 59 分 |
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カテゴリー:資料作成
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