西尾市上羽角町自主防災会は10月29日、上羽角町公民館とその隣の広場を会場として、総合防災訓練を実施しました。
4つ目めの訓練は、「担架搬送」です。安否確認をした結果、要救助者がいるという想定のようです。救助班が担架を持って救助に向かいます。あらかじめ想定しておいた場所から担架に載せて搬送してきます。
担架は自主防災会が購入した備品のようです。竹ざおと毛布で作る簡易担架ではありません。備品があるのなら、取り扱いの練習もしておくべきだと思います。同じタイプのものは、西尾市内の多くの自主防災会が備えています。下町自主防災会の応急手当講習でも使用しています。担架の拡大写真は、こちらの記事で紹介しています。「西尾市下町自主防災会、応急手当講習5」
今回の訓練で搬送した距離は数十メートル。成人男性4人のチームで交代なしでやりました。移動経路は最短経路を通りましたが、建物の倒壊、道路への影響の想定はなかったようですが、いざというときは、安全な経路かどうかの確認、最悪迂回路検討なども必要となります。狭隘道路、ブロック塀の倒壊や看板類の落下などの安全確認も必要です。
担架で搬送してきた後の「救護所」対応の訓練はありませんでした。







2011 年 10 月 29 日( 土 )23 時 04 分 |
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西尾市上羽角町自主防災会は10月29日、上羽角町公民館とその隣の広場を会場として、総合防災訓練を実施しました。
3つ目めの訓練は、「情報収集伝達(安否確認)」です。集団避難してきた参加者は、広場に組ごとに整列します。人数を把握して役員に状況を報告します。
残念ながら、詳細はわかりませんでした。どんな項目を報告しているのか確認したいところです。多くの自主防災会の訓練では、訓練に参加した人数や氏名を把握する程度のことが多いようです。
訓練では、集合したタイミングで1回のみ報告することが多いですが、市役所災害対策本部へ報告することまで想定していない場合が多いようです。どれくらいの頻度でどんな項目を報告するのか、確認いておくことも必要です。



2011 年 10 月 29 日( 土 )23 時 03 分 |
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西尾市上羽角町自主防災会は10月29日、上羽角町公民館とその隣の広場を会場として、総合防災訓練を実施しました。
2つ目めの訓練は、「集団避難」です。防災無線から避難指示の放送が聞こえたら、虎ロープの輪につかまって電車ごっこの要領で家族単位で集まってきます。一見、遊んでいるように見えますが、いろいろと大事な要素が詰まっています。自覚してやっているかどうかが重要です。

公民館の前を通り過ぎて、隣の広場まで歩きます。小さな子どもたちも大人と一緒に歩きます。

家族の絆、親の頼もしさを実感して欲しいですね。

隣近所が一緒に避難してきます。後ろのほうには、情報伝達のため話をしている人たちもいます。

天気がよくて、安全な道路を通ってきます。訓練らしくないですが、夜だったり、暴風雨だったり、すぐ隣を深い用水路が走っていたり、マンホールの蓋が飛ばされるような内水氾濫だったりすると…。

会場となった公民館の隣の広場。ここが一次避難場所でしょう。市役所が指定した地震時避難場所までは、かなり遠いです。

高齢者もたくさん参加しています。隊列を先導する人や最後尾の人の役割意識はどうでしょう。登山のザイルを結ぶパートナーのような意識はあるでしょうか。
2011 年 10 月 29 日( 土 )23 時 02 分 |
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