西尾市企画政策課主催の「新・西尾市総合計画策定に係る団体・事業所等意見交換会」が9月29日に市役所本庁舎会議室で開催され、出席してきました。
この意見交換会は、8月15日の記事「新・西尾市総合計画の策定に向けた団体・事業所等意識調査」で紹介したアンケート調査の結果概要を報告し、さらに追加の意見を聴こうというものです。
アンケートは数百の団体や事業所に依頼し、回答もたくさん寄せられているそうですが、今回の意見交換会はそのうちの一部の団体のみ参加ということのようです。会場スペースの都合、協働に対する団体の積極性、多様な分野で活動する団体をバランスよく選択する必要があるといった理由で対象団体を絞ったのだと思います。参加する団体としては、日ごろお付き合いのない団体を知る機会でもあり、交流会の役割も期待したいところですが、それは、開催目的から外れるということでガマン。今後開催される「協働まちづくりプランナー」の活動を通した交流に期待したいと思います。
アンケート結果概要の報告は、取り扱い注意の念押しがあり、残念ながら公開することはできません。総合計画策定の中間報告に当たるものであり、今後の作業への影響を考慮すれば、妥当な処置と思います。しかるべき時期に市役所からプレスリリースされると思いますので、それらに対してコメントしていくことにしたいと思います。
意見交換会そのものの感想としては、ちょっと物足りない気がしました。限られた時間で参加団体全部が思いのたけを話しまくることはできないので、仕方ないと思いますが。アンケートの自由記述欄にしっかり書いたから、あらためて強調することもないといったところもあると思います。
それでも、他の分野の視点で防災の取り組みに関する意見があり、それはそれで新鮮でした。総合計画への反映はともかくとして、自分たちの活動に反映できることは、すぐにでも反映したいと思います。アンケートもそうですが、他人の意見や評価、アドバイスは真摯に受け止めることが大切だと、あらためて感じました。
2011 年 9 月 29 日( 木 )23 時 59 分 |
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西尾市下町自主防災会総合訓練(9月11日実施予定)の最終打ち合わせをしました。昨日までかかって作成した資料を基に、会長・副会長・監事の4人で訓練の流れを確認しました。8月26日の記事「西尾市下町自主防災会総合訓練、資料作成が佳境に」で紹介したとおり、ブラインド型の訓練を志向していますので、訓練内容の詳細はここに掲載してしまうわけにはいきません。後日の結果報告記事にて、紹介したいと思います。
打ち合わせでは、雨天だったら会場や訓練メニューの変更をどうするか、具体的なイメージを持ちつつ、最後まで粘ってあれこれ考え、今日になって訓練メニューが増えました。訓練項目の組み合わせの都合で、参加した皆さんが「待ってるだけ」の状態ができてしまうということが指摘されました。対策として、東日本大震災の現地支援活動ほかのプレゼンをやることになり、当日までに40分程度の話ができるよう資料を準備することになりました。
作業が増えて大変ですが、皆さんが積極的に意見を出して、よりよい実のある訓練にしようという気持ちで動いているのが、とても励みになります。

これらを元に全体の動きをイメージ…。
2011 年 8 月 29 日( 月 )23 時 59 分 |
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平成23年度西尾市総合防災訓練全体説明会が24日、市役所の会議室で開催されました。仕事の都合で参加できませんでしたので、防災課に出向いて概略説明を聞いて資料をいただいてきました。
8月11日の記事で報告したとおり、西尾防災リーダー会は、応急手当訓練を実施することで変わりありません。会場(屋外)のテントブースでやるので、自主防災会が町内に立ち上げる臨時救護所のイメージでやれればと考えています。もっとも、けが人の「メイク」をした負傷患者役を設定してやるような実践訓練ではないので、準備は楽ですが。
昨年に続き、赤十字奉仕団とのコラボでやりたいのですが、昨日の会議で日赤さんと顔合わせ挨拶や調整ができませんでしたので、福祉課へ出向き、要望を伝えてきました。
説明会で配布された資料に目を通していて、いくつか気になったので、以下、独り言メモを。
○会場
会場は、一色町細川三ノ割(一色町一般廃棄物最終処分場北)。津波被害を想定した訓練だから津波の影響を受けそうな湾岸地域を会場としたのだろうが、本当に発災した場合は、ここに災害対策本部を設営することなどありえないし、やはり、市内各地域をまんべんなく会場として利用する「持ち回り訓練」と割り切るしかないか。
○西尾市社会福祉協議会が参加
訓練項目に目新しいものは見当たらないが、災害ボランティア受付訓練に西尾市社協が参加するのは初めて。もっとも、合併前の一色町のときは一色町社協として参加していたのかもしれないが。西尾市社協は、これまで総合防災訓練に参加してこなかったことを思えば、一歩前進といえる。
西尾市地域防災計画(平成22年度修正)には、「一般ボランティアの受け入れは、社会福祉協議会と市民活動センターが中心となって担うものとし、災害の発生時には関係団体等の協力も得ながら、速やかに災害ボランティア支援本部が立ち上げられるよう準備に取りかかる。」とあるので、参加するのは当たり前の感があるが、何故だか、これまでは参加してこなかった。
近年の災害ボランティアセンターの運営は、どこも社会福祉協議会が中心になっており、地域防災計画に定義されていなくとも、市役所に言われなくても社協が率先して動くべきだとは思うが。現に、8月に訪れた石巻市災害ボランティアセンターでも岡山市社協からスタッフが派遣されていて、全社協、ブロック、県、市町村各級での社協ネットワークを生かして連携している。このネットワークから外れて、単独での対応などできるわけがないことを認識すべき。
○災害ボラセン設置場所
また、西尾市地域防災計画には、「災害が発生し、災害対策本部が設置された場合において、その指示により、避難所等におけるボランティア活動に関する情報を統括、管理し、ボランティアの配置調整等ボランティア活動拠点の活動を支援するため、総合福祉センター内に災害ボランティア支援本部を設置する。」とあるが、今回の訓練は、総合福祉センターをボラセン立ち上げ訓練の会場年として使用する予定はないようだ。総合福祉センターを会場とした立ち上げ訓練は近年一度も実施されていない。「持ち回り訓練」の会場でテントを張る練習をしている程度。いったい何時やるのだろう?
西尾市地域防災計画はインターネット上で世界中に公開されており、西尾市の体制は日本中の災害ボランティアが閲覧でき、いざと言うときの情報源として参考にしているはずである。いつまで計画にあわない訓練を続けるつもりだろうか?
○災害ボラセンサテライト
もっとも、今回の訓練会場で実施するのは、「災害ボラセンのサテライト」立ち上げ訓練だというのなら、話は別だ。西尾市と幡豆郡が合併して対象地域が広がり、総合福祉センターの1箇所だけで市内全域の災害ボランティア活動をカバーできるわけがないし、理屈後付けてもよいから、サテライト運営を地域防災計画に反映していただきたい。そのきっかけとなるなら、一色町の訓練会場で災害ボラセン立ち上げ訓練をするのも「有り」かもしれない。
災害ボラセンのサテライトは、いくつも事例がある。平成18年7月豪雨のときに岡谷市は湊小学校に湊サテライトを立ち上げたし、平成20年8月末豪雨のときに岡崎市は伊賀町西の広幡小学校南にサテライトを立ち上げた。はっきり明言していないが、東日本大震災においても、石巻市は似たような体制で運用している。石巻専修大学が災害ボラセンになっているが、石巻市に合併した旧牡鹿町では、牡鹿公民館で災害ボラセンを運営している。
2011 年 8 月 25 日( 木 )23 時 59 分 |
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