震災予測できず学会反省 物言う地震学者に-10月16日の中日新聞から
日本地震学会のシンポジウムが10月15日に静岡大学で開催された。
中日新聞は、関係者の発言を伝えている。その中から、納得のいく(=常日頃からそう思っていた)発言を抜粋したい。
「地震学がこれまで何も言わず、危険が蓄積していった」
「研究成果を出し、あとは知らんという態度で良いのか」
「研究成果がどの使われているかに関心を持つべきで、使われ方がおかしければチェックする意識が必要」
10月2日の記事「M9.0「3連動」津波…、-10月2日の中日新聞から」の冒頭で、専門家と国のやり方に納得できない不満をチラッと書いたが、この記事を読んで、思わず「そのとおり!」と叫びたい気持ちになった。今後の中央防災会議の検討、愛知県東海地震・東南海地震・南海地震等被害予測調査の動向に注目したい。
2011 年 10 月 23 日( 日 )9 時 00 分 |
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カテゴリー:調査
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