防災訓練用火災発生地点標識パネル作成

 8月26日の記事「西尾市下町自主防災会総合訓練、資料作成が佳境に」で紹介したように、今年の下町自主防災会総合訓練では、火災発生時の初期消火対応オプションを2箇所で実施するという想定で調整が進んでいます。

 昨年度は1箇所でしたが、今年度はもう1箇所増えることで、訓練用器材も増やす必要があります。ようやく準備が完了しました。ほかの啓発活動や調整・準備ほか並行作業なので、けっこうヒヤヒヤもののスケジュールです。とりあえず、完了してホッとしました。

040-01火災発火点標識パネル
追加製作した火災発生地点標識パネル

040-02火災発生地点標識使用イメージ
使い方は、こんな感じで、いたって簡単。これは昨年度の様子です。

 訓練当日は、工事現場で使う三角コーンと虎縞バーにA3サイズのラミネートパネルをペタペタ貼り付けて、燃え盛っている雰囲気のイラストを並べます。外部ボランティアさんに依頼して、訓練参加者の様子や対応を観察してもらいながら、「火事だぁ~!」と騒いでもらいます。地震発生直後に発火してt、避難やら安否確認やらしているときに火事を見つけたらどう対応するかという訓練です。

 ちなみに初期消火といっても、消火器は使いません。火災発生地点まで参集して消火開始までの想定です。町内のあちこちで本物の消火器をつかって、粉末モウモウにされたらかないませんので。ここは訓練と割り切っています。

 ねらいは、消火器の操作や消火作業の訓練ではなく、初動対応訓練です。その場に居合わせた近所の人たちが、防災会の組織の指示を待つのではなく、自主的な判断・行動で対応できるかどうかを検証する訓練です。ですから、消火作業までやる必要はないと判断しています。

 消火訓練は、別会場に全員集合してから、本物の消火器を使ってやる段取りになっています。はてさて、今年はどんな感じになるか、今から楽しみです。

西尾市下町自主防災会総合訓練の最終打ち合わせ

 西尾市下町自主防災会総合訓練(9月11日実施予定)の最終打ち合わせをしました。昨日までかかって作成した資料を基に、会長・副会長・監事の4人で訓練の流れを確認しました。8月26日の記事「西尾市下町自主防災会総合訓練、資料作成が佳境に」で紹介したとおり、ブラインド型の訓練を志向していますので、訓練内容の詳細はここに掲載してしまうわけにはいきません。後日の結果報告記事にて、紹介したいと思います。

 打ち合わせでは、雨天だったら会場や訓練メニューの変更をどうするか、具体的なイメージを持ちつつ、最後まで粘ってあれこれ考え、今日になって訓練メニューが増えました。訓練項目の組み合わせの都合で、参加した皆さんが「待ってるだけ」の状態ができてしまうということが指摘されました。対策として、東日本大震災の現地支援活動ほかのプレゼンをやることになり、当日までに40分程度の話ができるよう資料を準備することになりました。

 作業が増えて大変ですが、皆さんが積極的に意見を出して、よりよい実のある訓練にしようという気持ちで動いているのが、とても励みになります。

023-01訓練シナリオ資料
これらを元に全体の動きをイメージ…。

西尾市下町自主防災会総合訓練、資料作成が佳境に

 西尾市下町自主防災会総合訓練(9月11日実施予定)の資料作りがいよいよ大詰めです。29日の最終打ち合わせで内容確認し、必要に応じて修正をした後、関係者に配布します。毎年、少しずつ内容が異なるため、昨年の資料をコピーしておしまいと言うわけにいかず、せっせとパワポの図を作っています。

 地震発生から一次避難、安否確認と報告、本部指示により全体訓練会場へ移動(=集団避難)という大きな流れで、できるだけ実践的な訓練になるよう内容を工夫しています。マンネリにならないように、また、本当に対応可能かの実現性確認のために、PDCAをまわしています。

 昨年度は火災発生(1箇所、発生地点は公開せず)というオプションシナリオを追加し、消火班や近所の人たちがどのように動くか観察し、終了後に結果を公表・講評をするというブラインド型の訓練に初めて挑戦しました。今年度はさらに火災発生地点を増やして2箇所だったら…という想定にしています。もちろん、火災発生地点は事前公開していません。

 ブラインド型でやるなら、発生地点の数も伏せておいたほうがさらに実践的になると思いますが、さすがにこれは敷居が高すぎるかと思い、発生地点の数だけ事前公開しました。

 事前の消火班勉強会で、これらの情報を予告として伝えてあり、自分たちなりに考えると言うこともしており、その対応案がきちんと実現できるか検証する訓練となっています。もちろん、机上のアイデアと実働の結果にはギャップがあり、うまくいかない可能性もあります。

 「成功させること」が目標ではなく、「可能性を探ること」が目標であり、うまくいかなければPDAをまわせばよい、来年度以降の活動に反映すればよいことを、しっかり認識してもらうように気をつけています。「自分たちで考え、自分たちで実践する」練習も兼ねています。本当は事前に対応方法案を検討するのではなく、その場で即断即決で対応するのが本当のブラインド型訓練ですが、さすがに要求が高すぎると思うし、町内の皆さんが混乱すると思います。いずれ、実力が上がったらやってみたいとは思いますが、今はガマンしています。

 どんな結果になるかは、町内の皆さんの頑張り次第。不安と期待でドキドキしています。

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