調査
9月24日の会合で報告案がほぼまとまったようだ。28日に最終報告の予定だそうだが、マスコミ報道によれば、津波からの避難として5分以内を目標とするとか、自動車での避難を容認するとか、いろいろと考えさせられる項目もある。議論の経緯は、これまでの会合の議事録を見れば、おおよその見当はつくが、それでも最終報告の内容がわかるまでは、なんだか納得できないなぁというものもある。
これらをはっきり理解し、納得して受け入れないと、今後の防災啓発や地元の対策や訓練にしっかり取り組めなくなりそうだ。第1回会合からの議論の経緯をよく調べて、東日本大震災の教訓をどのように防災基本計画に反映していくのか確認する。とりわけ、地域防災計画への落とし込み、自主防災会の活動への影響などは、しっかり確認していきたい。
さらに、愛知県地域防災計画の見直し、西尾市地域防災計画の見直し、これらの整合性の確認をしていく必要がある。西尾市の防災行政の対応、防災基本計画への反映から暫定対策や防災啓発活動への反映、これらの全体スケジュールなど、「東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策」の大局をつかんだ上で、啓発に取り組んでいきたい。
まずは、中央防災会議の審議の動向、東北地方太平洋沖地震を教訓とした地震・津波対策に関する専門調査会の会合の経緯をトレースして、キャッチアップしたい。あいち防災リーダー会西三河ブロック、西尾防災リーダー会での勉強会を企画して、啓発人材の育成も考えていきたい。課題山積だ。
2011 年 9 月 25 日( 日 )23 時 59 分 |
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知立市市役所のウェブサイトの耐震・災害対策のページで紹介されている取り組みです。サイトの説明によると、「建物の耐震化を地域の皆さんと進めていくために、勉強会をしている」としながら、「地元の町内会、自主防災会の主導のもと…」と矛盾した表記も。「平成20年度には上重原町で、平成21年度は西中町で、平成22年度は中山町で…」と毎年巡回で計画的にやっているようです。どう考えても市役所主導の事業と受け取れます。自主防災活動が盛り上がらないから、市役所がお膳立てしているといったら実もふたもないか。でもまぁ、やらないよりやったほうがよいし、きっかけは何であろうと対策が進めば、被害は減るだろうから、結果オーライの考え方でよいかも。
年間スケジュールが紹介されていて、5回の勉強会とアンケート、ローラー作戦の7回のイベントをやることになっている。1回目はオリエンテーションだけのようなので、実質6回。正直言って、仰々しい割りに成果は???。無料耐震診断の対象者を集めて説明会をするだけのような気がする。個人財産をどうするかという話を町内会で何を議論するのだろう。狭隘道路解消、ブロック塀の垣根化、看板や自動販売機などの歩行者への影響があるものの対策依頼とかならわかるが、それは建物の耐震化を進めるための勉強会という主旨から外れる。
7月上旬に実施されたアンケート調査の結果が掲載されていて、回答内容が興味深い。特に自由記述回答に本音が垣間見える。阪神・淡路大震災の被災経験者や防災に取り組んでいるらしくて回答内容がやたら専門的で詳しい人など、見ていておもしろい。関心度合いの差が極端だ。
アンケート結果から想像するに、熱心な人とそうでない人の差が大きくて、自主防災会としてのまとまりには欠けているのではないか。一部の熱心な人たちや役員だけで活動していそうな気もする。他人が口出しする話ではないが。外野が勝手な評論しているだけだから無視してもらってかまわないが、我が西尾市でも似たようなところがあるから、「やっぱりどこも似たようなもんだ。」とほくそ笑んでしまう。「他人の振り見て我が振り直せ」の教訓と思って拝読した。
2011 年 9 月 24 日( 土 )23 時 59 分 |
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タグ:,愛知県, 知立市, 知立市役所, 阪神・淡路大震災
台風15号は、大震災で弱った日本をさらに痛めつけました。各地で被害が出て大変な状況です。災害ボランティア関連のメーリングリストでも情報が流れ始めました。東日本大震災の支援、台風12号の支援、さらに台風15号です。人手はまったく足りません。それぞれの地元中心に頑張るよりほかありません。
地元は被害が少なくて、市役所災害対策本部は設置されたものの、災害ボラセンは立ち上がらないようです。今後、どんな支援をしていくか、情報収集ながら考えます。
一番心配なのは、記事タイトルのように放射性物質の拡散状況です。台風が大気を引っ掻き回して、大雨で流し去って、東北地方だけではなく、関東・甲信越(もしかしたら東海)地方にどのように撒き散らしたか、不安な方もいるのではないでしょうか。京都市の五山送り火や日進市の花火で文句たれてる市民は、どう考えているんでしょうかね。
文部科学省が全国の測定データを公開しています。ここにある数値をモニタすれば大まかな傾向(測定数値の変化)はつかめると思います。ただ、人体ににどう影響するか、数値がどうなったらどういう行動をとるべきかなど、よくわかりません。
全国の放射能濃度一覧 http://atmc.jp/
このサイトが、文科省の都道府県別環境放射能水準調査結果のデータをGoogleマップ上に表示してくれています。毎日の変化も見られます。全国といっても県庁所在地くらいしかありませんので、参考程度に。
2011 年 9 月 22 日( 木 )23 時 10 分 |
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タグ:,平成23年台風第15号Rokeロウキー
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